2011年10月13日

P168 業績悪化を相殺する基準


例えば、

企業業績を見るときに、
厳しい基準を適用できないような場合を、
考えてみよう。


投資家としては、

少なくとも、
平均した最低基準を満たすような数字を望むだろう。


そのうえで、

その収益が上昇トレンドをたどっているか、

当期の業績は良好か、

審査期間のすべてにおいて、
支払利息に対する収益の比率は、
満足すべき水準にあるか、


―などの点に注目するだろう。


もっとも、

ある債券が、
これらの基準のひとつを満たしていなくても、
その債券を、
投資対象から即座に除外しないほうがよい。


収益カバレッジの平均値が、
最低基準を十分に上回っているような場合には、
その全体的な質的要因について、
もっと詳しく調べるのが賢明であろう。



これとは逆に、

その収益が、
下降トレンドをたどっていたり、
または、
間近の業績数字が極めて悪いときには、

収益の平均が最低基準をかなり上回っている、

収益の下降トレンドや現在の業績悪化が、
まもなく好転することを示す十分な証拠がある、

―のでないかぎり、

投資家は、
そうした債券を購入すべきではないだろう。



ただし、

この場合でも、

収益の下降トレンドや現在の業績悪化を相殺するには、
どれだけの収益水準が必要なのかを決めるのは、

言うまでもなく、

「その投資家の判断力」にかかっており、

何らかの数学的な公式を当てはめることなどはできないのである。










参考♪



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