2013年03月05日

繰延税金資産


繰延税金資産とは、


まず、
「引当金を積むのに税金がかかる」です。


たとえば、
貸倒引当金ありますよね。

これは、
企業が現在有している債権の一部が、
回収不能になることを見越して、
いわば、
将来に備えて、
貸倒の先取りをするための項目です。


いわば、
費用の先取り項目ということです。


この先取りの金額計算基準が、
税法と企業会計とでは違うのです。


何故か?


それは、
税法と企業会計、
(特に上場企業を対象とした証券取引法会計)では、
計算の目的が違うからです。


税法は、
課税の公平の見地から、
課税所得を計算すること、

企業会計は、
投資家保護の見地から、
適正な期間損益を計算すること。


具体的には、
税法の基準よりも企業会計の基準の方が、
多額の引き当てをしなければならないことになっています。


このため、
企業会計で1000の引き当てを行っても、
税務上は400しか認められない、
ということが起こります。


この結果、
差額の600に対して、
「税金がかかる=有税」という表現につながります。


長くなりましたが、
これ以上詳細に説明するともっと長くなりますので、
以上の差額の税金相当が繰延税金資産だと思ってください。


この繰延税金資産は、
将来、
実際に貸倒が発生したり、
債権回収ができたときなどに回収されることになるため、
資産として計上されますが、

そのためには、
将来の企業の利益が出ることが前提として必要なため、
基準が甘いとか、
今、
日本でスッタモンダしてるわけです。





参考♪



a_rise at 21:29│Comments(0)TrackBack(0)辞書 

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