ウォーレン・バフェット
2011年04月11日
スノーボール (10)
「理想の会社はどういうものですか?」
という質問に対して、
「資本に対するリターンがきわめて高く、
その高いリターンに見合うように、
資本をふんだんに使っている会社です。
そうすれば、
福利製造マシーンになります。」
と、バフェットは答えた。
「ですから、
選択できるのであれば、
その会社に1億ドルを投入して、
その資本の20%の利益―
2000万ドル―
をあげられれば理想的です。
翌年には、
1億2000万ドルの20%、
その翌年には、
1億4400万ドルの20%、
というように増えていきます。
資本をこういうふうに、
ずっと再投資できれば最高ですが、
そんな会社は、
ごく稀にしかありません…
ですから、
そういった会社から生まれた資本で、
別の会社を買う、
という手もあるわけですね。」
企業と投資について、
バフエットは、
この明確な教訓をたえず口にする。
これは、
バークシャー・ハザウェイの仕組みを説明している。
しかし一方で、
株式市場が、
長い歴史を通じてずっと、
投資家を失望させてきたことを指摘するなど、
冷や水を浴びせるようなふしもある。
参考♪