―第1部 証券分析とそのアプローチ

2011年08月16日

P99 各証券の特徴 (3)


普通株の特徴を持つ証券は、

それが、
「普通株」、
「優先株」、
またはたとえ、
「債権」、
の名称がつけられていようとも、
すべてクラス . に分類される。


その典型例は、

約200ドルで売られていた、
ATTの転換社債(利率 4 1/2%)である。

このような、
高値をつけた証券は、
さらに上値を追うか、
または、
大幅に反落するか、
のどちらかであるため、

その購入者や保有者は、
実際には、
普通株に投資しているのと同じである。



この種の証券のもうひとつの例は、

クルーガー・アンド・トウルの、
参加的無担保社債であろう。

その公募価格は、
優先請求権の価格水準を、
はるかに上回っているため、
そうした名称は、
実質的に何の意味もなく、
単に誤解を招くだけである。


これらの「債権」が、
普通株と同じ性質を持っているのは明らかである。


これらと好対照をなすのは、

上位証券という名称で、
特定の証券が、
極めて低い価格で売られたために、
その会社の下位証券の、
実質的な持分がなくなったケースである。

そのような場合には、

低位の債権や優先株は、
実質的に、
普通株のランクに格下げされてしまう。


例えば、

10ドルで売られている優先株は、
どう見ても優先株ではなく、
普通株である。

それは、

上位証券の主な条件を欠いているうえ、
現在の価格水準から見た値上がり益は、
ほぼ無限大であるため、
どこから見ても、
ハイリターンの特徴を持つ普通株である。







参考♪



a_rise at 12:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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