―第2部 収益社債と保証証券

2011年11月25日

P260 連帯保証


連帯保証とは、

複数の会社が、
同じ証券を連帯で保証する、

というもので、

各保証会社は、
証券持分に比例した責任のみならず、

ほかの保証会社がデフォルトしたときには、
その分の責任も、
引き受けなければならない。


換言すれば、

各保証会社は、
当該証券について、
相互に全責任を有していることになる。


その場合、

保証会社は、
1社よりも複数の会社のほうが、
安全度が高いため、

こうした連帯保証には特別な有利さがある。


こうした連帯保証が広く行われているのは、
鉄道ターミナル会社の債券である。


例えば、

カンザスシティー・ターミナル鉄道の、
一番抵当付き社債(利率 4%、1960年満期)、

には、

同社の施設を使用する12社、

(アチソン、
アルトン、
バーリントン、
セントポール、
グレイトウエスタン、
ロックアイランド、
カンザスシティーサザーン、
MKT、
ミズーリパシフィック、
フリスコ、
ユニオンパシフィック、
ワバッシュ)

の鉄道会社の保証が付いていた。


これらの保証会社の信用力は、
路線区域の違いなどを反映して、
まちまちだったが、

そのうちの少なくとも3社は、
カンザスシティー鉄道債を、
完全に保証できる十分な財務力を持っていた。


一般には、

1社だけの保証力より、
これら12社の総合的な保証力のほうが有利である、

と考えられる。


実際に、

その後の価格の推移を見ると、

各保証会社の代表的な債券と同じく、
安値をつけることもあったが、

その債券の安全性が疑われたことは、
一度もなかったのである。









参考♪



a_rise at 04:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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