―第3部 ワラント付き証券と参加的証券

2012年03月13日

P393 ヘッジ取引のテクニカルな特徴


しかし、

実際のヘッジ取引におけるさまざまなテクニックは、
それほど単純なものではなく、

これまで述べてきたように、
確実に利益になるというわけでもない。


ヘッジ取引の包括的な検討は、
本書の範囲外であるため、

豊かなヘッジャーが、
こうした取引を行うときに注意しているいくつかの点を、
簡単に述べるにとどめる。



証券を信用売りしたあと、
どのくらいの期間にわたって売りポジションを維持するのか、

(この部分を執筆しているときに、
信用売りの禁止とこの種のヘッジ取引を規制する、
株式取引規正法が議会に提出された。)


ポジションを建てる当初の経費に加え、
その後の一連のコストをいかに少なく抑えるか。


買い建ての経費、
信用売りの支払配当、
借株料、
取引印紙税、

などのポジション維持費用と、

買い持ち証券の受取配当、
信用売りに伴う受取金利、

などを調整したあとの損益収支。


ヘッジ取引を決済したときの損失の大きさは、
△鉢によって決まる。


ほかの証券取引の場合と同じように、

ヘッジ取引の見込み利益も、
実際に確定できる最大の数字ではなく、

ポジションを決済するまでは、
まったく分からない予想値であることを、
念頭に置くべきであろう。


いったん利益を確定すると、

もっと得られたかもしれない、
理論上の利益に目が向くからである。








参考♪



a_rise at 03:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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