―第4部 普通株の投資理論

2012年04月16日

P435 収益トレンドを予測する危険性


われわれが、


過去の収益トレンドが将来も続く、

という前提に懐疑的であるのは、

次のような理由による。



まず、


マクロ経済の観点から見ると、

収益低下と競争激化の原点に照らせば、


これまでの急成長のカーブは、

遅かれ早かれ、

横ばいになることは避けられない。


また、

景気循環の法則に照らせば、

収益の上昇トレンドが、
人々から最も注目されるのは、

それがまさに反落する直前である、


という皮肉な現実を、

これまでの歴史が教えているからである。



1927〜29年においても、

収益トレンドの理論は、

投資という名の投機が、
大々的に行われる口実となり、

その理論を信じた投資家は、

上昇トレンドがもたらす、
期待利益を鵜呑みにしたのである。



その結果、

過去5年、4年、または3年間における、
上向きの収益トレンドが、
将来もずっと続くと考えられ、

その会社の限りなき成長を約束する、
合言葉になってしまったのである。









参考♪



a_rise at 03:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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