―第5部 損益計算書の分析と普通株の評価

2012年09月20日

P496 事例


ボルグ・ワーナーは、

1931年に、

受取生命保険金の44万3,330ドルを、
当期利益に計上した。


一方、

アルフレッド・デッカーは、

1930年に、

受取生命保険金の44万ドルを、
「特別利益」として、
剰余金に繰り入れた。


ベンディスク・エピーションは、

1929年に、

特許控訴の和解金である90万ドルを、
当期利益に繰り入れたのに続き、

翌年にも、

控訴解決に伴うロイヤリティー払戻金24万ドルを、
当期利益に含めた決算報告を発表した。


ガルフオイルは、

1932年に、

控訴解決に伴う石油の権利金551万2,000ドルを、
当期利益に含めた結果、

同年の決算は、

当初予想の276万8,000ドルの赤字から、
274万3,000ドルの黒字となった。




このほか、

税還付金などは、
剰余金に繰り入れられるが、

受取利息などは、
当期利益に含まれることもある。


デュポンは、

1926年に、

受取利息の200万ドルを、
当期利益に、

また、

USスチールも、

1930年に、

多額の受取利息を、
当期利益に繰り入れた。








参考♪



a_rise at 11:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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