2012〜2015 投資日記

2015年10月09日

vol.7 (3512) 日本フエルト


日付
2013年12月4日(水)

銘柄
3512 日本フエルト

取引
買付

数量
100株

単価
451円



【購入するとき、
何故その取引きをしたのか】


現金に余裕があったので、

このまま持っているより、
運用して、
少しでも増やそうと思った。


時期的にも、
年末相場の上昇を期待してである。


本当はこれよりも欲しい銘柄があるが、
まだ資金が足りない。


少しでも早くこの銘柄を買うために、
少しでも多く稼いで、

資金が溜まったら、
売却して乗り換えよう、

という考えで、


楽天のお気に入り銘柄の中から、

「下限適正価格を大きく下回っていて、
手持ちの現金で買える銘柄」、

を探してみると、

この銘柄になった。


カテゴリでは、
「繊維製品」に分類されるようだ。


分散投資という点ではいいかもしれないが、

「繊維製品」って、

なんか地味なカンジがして、
値動きのパフォーマンスとか悪そうである。

(勝手なイメージだけど・・。)


ただ、

今は、

先の条件を満たす銘柄はこれしかない。


いろいろ調べなければならないが、

時間がないので、

とりあえずこれで・・。


決め手は、

「お気に入り銘柄の中で、
EPSと配当から見た下限適正価格を、
一番大きく下回っている銘柄」、

がこれであったということ。



【途中経過 1】

2013年12月28日(土)



EDINETの有価証券報告書、
決算年月日 2012/03/31、
決算発表日 2012/06/、
の損益計算書から、

「証券分析 1934年版」に基づく、
及び、
当ファンドの基準で、

【2011】

収益カバレッジ (過去7年平均) (2013.5.11計算)
株式時価レシオ (2013.5.11計算)
(修正) 当期純利益
(修正) テストA 金融費用に対する収益の倍率
(修正) テストB 営業費用に対する収益の倍率
(修正) EPS
(修正) EPSと配当から見た下限適正価格

を算出。



収益カバレッジ (過去7年平均) (2013.5.11計算)
3.41倍

株式時価レシオ (2013.5.11計算)            
1.14:1

(公表) 当期純利益 742,141 (単位:千円)
(修正) 当期純利益 664,829

(修正) テストA 金融費用に対する収益の倍率
○+11.63%

(修正) テストB 営業費用に対する収益の倍率
+5.82倍

(修正) EPS 31.89


(修正) EPSと配当から見た下限適正価格

2013年11月の東証利回り平均 1.70%
配当(実績) 12円 で算出

648円


となった。


現在株価は454円。



さらに、


EDINETの有価証券報告書、
決算年月日 2013/03/31、
決算発表日 2013/06/27、
の損益計算書から、

「証券分析 1934年版」に基づく、
及び、
当ファンドの基準で、

【2012】

収益カバレッジ (過去4年平均) (2013.12.18計算)
株式時価レシオ (2013.12.18計算)
(修正) 当期純利益
(修正) テストA 金融費用に対する収益の倍率
(修正) テストB 営業費用に対する収益の倍率
(修正) EPS
(修正) EPSと配当から見た下限適正価格

を算出。



収益カバレッジ (過去4年平均) (2013.12.18計算)
4.81倍

株式時価レシオ (2013.12.18計算)            
1.23:1

(公表) 当期純利益 514,724 (単位:千円)
(修正) 当期純利益 295,327

(修正) テストA 金融費用に対する収益の倍率
○+74.29%

(修正) テストB 営業費用に対する収益の倍率
+2.71倍

(修正) EPS 14.16


(修正) EPSと配当から見た下限適正価格

2013年11月の東証利回り平均 1.70%
配当(実績) 12円 で算出

646円


となった。


現在株価は454円。



一言でいうとよろしくない。


欲に目がくらんで、
急いで買ってしまったが、

繊細な証券分析をすればするほど、

自分はなぜこれを買ってしまったのかと、
後悔の念が後を絶たない。


【2011】の内容に文句はない。
収益カバレッジ以外、
ちゃんと当ファンドの投資適格基準を満たしている。


問題は【2012】。

一番気に入らないのが、
テストA・Bの数字。


別に、

黒字だから良いと言えばいいんだけど、

本業での稼ぎが落ちている。


それでも、

2.71倍という数字は、
優秀と言えば優秀なんだけど・・・。


テストAの74.29%は大きすぎる。


というか、

【2011】は、

特別損失として、

投資有価証券売却損、
投資有価証券評価損、
退職給付制度終了損、

で約9億円のマイナスが計上されているが、

【2012】は、

0である。


粉飾なのか何なのかはわからないが、
それでこの数字の大きさに繋がっている。


黒字だから良いと言えばいいんだけどね・・

本業でもちゃんと利益出してるし、
その倍率も良いと言えばいいんだけど・・・


なんかスッキリしない。

わからない。


ウォーレン・バフェットが、
バークシャー・ハザウェイの株を保有し続け、
さらに買い増していった件もある。


やはり、

欲を出し焦って買ったのが、
この結果に繋がっているなと思う。



今回のトレードの仕方から教訓を得て、
次にトレードをする時は、


「楽天のお気に入り銘柄の、
下限アラートの点灯だけを頼りにトレードしない。」

「必ず、
証券分析した資料・ファイルと照らし合わせてトレードする。」



ということを、

当ファンドの規則とし、

同じ過ちを絶対繰り返さないようにする。



今後は四半期報告書をチェック。

売却するかどうかはその後考える。





【途中経過 2】

2014年6月30日(月)


日本フエルトから配当が支払われた。


1株当り配当金
6円

配当金額
600円

税額合計
91円


税引配当金額
479円



【途中経過 3】

2014年11月28日(金)

日本フエルトから配当が支払われた。


1株当り配当金
6円

配当金額
600円

税額合計
91円


税引配当金額
479円


(受取配当 累計額)
958円



【途中経過 4】

2015年2月18日(水)



2014年までの過去7年間の収益カバレッジが、

2.77倍

となった。


少し下がっている。


当ファンドの投資適格基準は満たしていない。


しかし、

このまま保有する。


現在株価 559円。


2015年1月の東証利回り平均 1.59%
配当(実績) 12円 で算出した、

EPSと配当から見た下限適正価格は、

694円。


もう少し上昇余地はある。




【売却するとき、
何故売ったのか】


2015年7月9日(木)

中国バブルが崩壊したと思ったので決済した。



【成立値】

515.0×100株=51,500円


【利益・損益がどのくらいだったのか】

手数料 139円
税金 11円


+6,944円

(受取配当込み)



+15.39%



【そのトレードから何を学んだのか】

この辺ぐらいから、

「分散投資」ということを意識しだしたような気がする。


結果的に、

2013.4月の黒田ショック・アベノミクスによって、

日本株は何を買っても上昇状態。



この銘柄もその恩恵を受けた。


「何でもいいからとりあえず買っとけ」的な。



これを書いている今現在、

2015.10.9。


日経平均 18,240円

米ドル 119.91円
ユーロ・円 135.27円
豪ドル・円 87.06円


アベノミクスは第3ステージへ、

とかなんとか。


今の日本の状況は?

2020年に、

東京オリンピックがある。


そこまでは景気がいいでしょう。


その後は?



ジム・ロジャースは、

いつかのTVで、

「今の日本経済は、
沈みゆく太陽の夕日のような輝き」、


「今後、
長い夜の時間帯・時代が続くだろう」、


と言っていたのを印象的に覚えている。



一方、


若林栄四は、

いつかのTVで、

「まだ断定はできないが、

日本株にとっては、
最高の時間帯になっていく可能性がある」、


みたいなことを言っていたのを印象的に覚えている。



50:50 ってところ。



結局、

この銘柄に関しては、

「黒田ショック・アベノミクスによる上昇相場の中で、
その恩恵に与った銘柄」、

という位置付け。



ドコモの株を証券分析した時のような、

もの凄く割安で、
上昇余地があって、
etc・・

みたいな、

降り出し物の金の卵を見つけたかのような、
興奮や確信もなく、


ただ、

何か買わなきゃ的な要素が強かった。


それでも、

分散投資というポートフォリオ的観点からすれば、

これで良かったんじゃないのかな?


と思える。



そして、

無事、

利益を出すことが出来て良かったです。



お疲れさまでした。









a_rise at 10:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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