2015 投機日記
2015年10月23日
vol.72 米ドル・豪ドル・ユーロ / 円 の売り
日付
2015年9月16日(水)〜
通貨ペア
米ドル・円
豪ドル・円
ユーロ・円
取引
売
数量
3
3
4
成立値
平均
120.017円
84.820円
133.796円
【売買するとき、
何故その取引きをしたのか】
前回の取引も無事?終わり、
2012から続けいていた、
日本株への「投資」も全て決済し、
身辺整理などをしながら、
新たな資産構成・運用方針が決まってきた。
残念ながら、
a.Smart Fund は、
今後しばらく、
とりあえず、
来年2016の7-9まで、
「投資」はしません。
というか、
できません。
「投資」とは、
元本の安全を確保しつつ、
繊細な分析に基づいて、
満足のいくリターンを得る行為、
( ↑ ベンジャミン・グレアム)
のことを言うのであれば、
無理です。
いつ起こってもおかしくない、
第3次・チャイナショック、
ユーロで起こっている難民問題、
フォルクス・ワーゲンの排ガス規制不正問題、
これを書いている今現在(10/6 AM2:00)、
難航していたTPPが日本時間10/5 夜に
ようやく合意。
おそらく、
それを受けて、
米・ドル 120.50円
豪・ドル 85.34円
ユーロ 134.70円
付近。
今持っているポジションで、
約-9,000円のマイナス。
ロスカットの有効比率 840%
と、
まだまだ余裕ある。
これはまだ、
日本のマーケット・オープン時間を消化していないので、
明日はもう少し上昇すると思われる。
ただ、
当ファンドでは、
この後、
これをピークに、
アルコアの決算を皮切りに、
短期的な下落相場へと向かっていくと考えています。
TPPの合意(円安要因)は予想外でしたが、
ある意味、
今後(マーケット)の事を考えると、
9月に利上げをしなかったFRBよりも、
ギリギリの中での決断で、
タカ的で良かったと思う。
FRBも続くべき。
(12月に)。 ♪
ですが、
とりあえず、
当ファンドとしては、
アルコアの決算を皮切りに、
今後、
相場は、
下落相場・調整相場へ向かっていくと考えます。
速すぎるけど、
9/16〜、
このポジションを基いてきた。
おそらく、
アルコアの決算発表辺りで、
大きく動くであろうと。
それがどうなるかは、
しばらく経ってからのお楽しみです。
♪
決済日時
2015年10月16日(金)
AM 0:25
(豪ドル・円)
2015年10月14日(水)
AM 10:16
成立値
118.344円
135.048円
(86.30円付近)
【決済するとき、
何故決済したのか】
まず、
豪ドルに関してだが、
ポジションが間違っていた。
9/17のFOMCで
利上げはなく、
緩和継続が決定された。
そこまではいい。
予想どうりの展開。
しかし、
この後、
緩和継続ということで、
資金は新興国通貨へ流れ、
さらに、
10/5には、
TPPが大筋合意ということで、
さらに豪ドルは上昇。
さらに、
10/14にワカバヤシ・レポートの7-9が出た。
そこでは、
米ドル・円、ユーロ・円に関しては、
今後の下落を示唆していたが、
豪ドル・円に関しては、
前回の第2次チャイナショックの時につけた、
82円台でしばらく底を打った感がある、
みたいなことが書かれていた。
たしかに。
米国は、
年内の利上げも難しくなってきて、
最近では3月・もしくはそれ以降という声も。
そうなれば、
緩和継続、
新興国通貨へ資金が流入。
と、
極めて単純な構図が浮かび上がってくる。
一応、
12月の利上げの可能性はまだある、
と思っているが、
かなり難しい、
というのが、
当ファンドの考え。
で、
今保有しているポジションで、
豪ドル・円をはずすことにした。
米ドル、ユーロ・円で、
ナンピンをしてある程度利益が出ていたポジション何個かと、
なんとか相殺できそうな形で決済した。
が、
結局、
この豪ドル・円のポジションの処理で、
相殺しきれずに、
-1,784円のマイナス・赤字が出てしまった。
次に、
米ドル、ユーロ・円。
方向的には悪くない。
米ドルに至っては、
けっこう思ったとおりの相場展開。
10/15〜16にかけて、
118.10円まで下がる場面も。
(米9月小売売上高の予想を下振れ、
生産者物価指数、8月企業在庫を受けて、
年内利上げ観測は後退 etc)
が、
ユーロ・円がよろしくない。
持ったポジションが悪すぎる。
137-133円のレンジの下のほうで売っている。
今後、
特にユーロは、
年明け後ぐらいに大きく下落する、
といのが、
当ファンドの相場観。
ワカバヤシ・レポートでもそう言っている。
が、
もしかしたら、
年末相場へ向けて、
140円ぐらいまでいってしまう可能性もなくはない。
ちょうど運良く、
米ドルが118円前半を付けているころに掲示板を見たので、
全体でマイナスだったが、
このユーロ・円のポジションを解消したくて決済した。
【利益・損益がどのくらいだったのか】
米ドル、ユーロ・円
-1,173円
豪ドル・円
(-1,784円)
合計 -2,957円
【そのトレードから何を学んだのか】
資産構成・運用の割り当てを大きく変えたので、
為替に関しては、
まだ、
感覚が、
運用資産規模に、
ついて来れていない気がする。
相場も変わってきた。
緩和による、
ジャバジャバ状態のマネーが、
米国の利上げ・緩和縮小によって、
今までの資金の流れの構図に変化が起ころうとしている気がする。
が、
まだ時期尚早なのか?
来年3月ぐらいまで緩和継続との声も。
そうなったらそうなったで、
資金は、
新興国通貨へ流れていく。
という単純な構図が、
今回の取引で、
感じた・分かったこと、
のような気がする。
なので、
豪ドルからはしばらく手を引きます。
よくわからないので。
ただ、
最近、
ユーロが気になる。
下がる気がする。
年明け後かな?
この辺も、
ワカバヤシ・レポートと一致している。
2016・秋、
もしくは、
2017・秋?
ぐらいまで、
ゆっくり下落?
やっぱり、
シリアの空爆と難民問題が、
これからじわじわと効いてくる気がする。
VWの排ガス不正問題。
これも結構なおまけだ。
この問題で、
とりあえず2兆円という時価総額が吹っ飛んだとか何とか。
今回の取引で思ったのは、
米国の利上げ延期・緩和継続は、
新興国通貨高へ繋がる、
ということです。
後は、
運用資産の規模と感覚を、
もっと合わせる、
ということです。
♪